モルックというスポーツをご存知でしょうか?
聞いたこともないという人が多いと思いますが、実は簡単な道具を使って誰でもできるスポーツなんです。
芸人のさらば青春の光の森田さんも、初出場した大会でいきなり4位を取るなど、大活躍されて、世界大会に出場しました。
今回は、モルックに必要な道具やサイズ、またモルックの魅力についてもまとめたいと思います。
モルックとは?
2019年に芸人のさらば青春の光の森田さんがメディアで紹介して火が付いた注目のスポーツです。
モルックはフォンランド発祥のスポーツで、12本の木製のピンを、木製の棒を投げて倒す競技です。対戦型のスポーツで、先に50点ぴったりを目指します。
とてもルールが単純で年齢制限もない、誰でも始められるスポーツです。
モルックの競技人口は?
日本モルック協会の推定では、モルックの競技人口は、世界では約30000人、日本では1000人と言われています。
森田さんがテレビで紹介したことをきっかけに日本では3000人から5000人に増加したのではないかと言われています。
モルックのルール
対戦する2チームが交互にモルックを投げていきます。
投げるときに印となるモルッカーリに足が触れたり、足が越えてしまうとファールとなってしまい、点数がノーカウントとなります。
先に50点ぴったりになった方のチームが勝利となります。
点数の数え方
モルックのルールは先に50点になった方が勝ちというルールですが、スキットルの倒れ方によって、2通りの得点方法があります。
一本だけ倒れた場合…倒れたスキットルに書かれた点数が得点となる
二本以上倒れた場合…倒れた本数が得点となる。
50点を越えてしまった場合は、25点に減点されてゲームが続いていきます。
スキットルは倒れた場所に立て直されます。
なので、ゲームが進んでいくにつれてスキットルが離れていくということです。
どこにあるどの点数を狙い撃ちすると勝利することができるのか、頭を使うスポーツです。
また、注意点として、スキットルが完全に倒れた場合のみ点数になりますので、完全に倒れず、地面についていない場合は、点数としてカウントされません。
チームで連続で3回スキットルを倒せず得点できなかった場合は失格となり、試合終了となります。
必要な道具やサイズは?
なんとこのモルック、普通に道具が売っていることがビックリです。
それだけ手軽にはじめられるスポーツということですね。
森田さんも実際に、サンドウィッチマンの富沢さんに趣味がないと相談したところ、このモルックを勧められて始めたという、誰でもすぐに始められるスポーツと言えます。
森田さんは、日本モルック協会に世界大会があるということを聞いて、大会までの旅費が払えることが条件と言われ、旅費を払うことにして日本代表になれたというお話です。
モルックに必要な道具は、モルック、スキットル、モルッカーリだけです。
モルック
的に投げる木の棒のことをモルックと言います。
円錐の形をしていて、サイズは円の直径が約6センチ、高さが約22センチです。
この棒を、的に並んだピンに向かってボーリングのように下手投げで投げます。
スキットル
的である木製のピンのことをスキットルと言います。
竹を斜めに切ったような形をしており、それぞれ斜めの部分に1から12までの数字が書かれています。
サイズは円の直径が約6センチ、高さが高い方で15センチ、低い方で9センチです。
モルッカーリ
投げる場所を示すために地面の置く木をモルッカーリと言います。
これは持っていなくても特に問題ないようです。
代わりに地面に目印となるものを置けば大丈夫そうです。
モルックのコートは?
モルックをするには、投げる場所から3~4メートル離れたところにスキットルを並べて競技をスタートします。
1チーム3~4人で構成されます。
対戦は、2人で交互に投げても成立するそうで、投げた後は敵味方関係なく倒れたスキットルをみんなで拾うところもなんともほほえましい競技です。
モルックの魅力について解説
さらば青春の光の森田哲矢さんは、モルックについてこう語っています。
- 計算を使うので頭を使うスポーツ
- 戦略が必要で、そこが面白い
- 老若男女誰でもできる
簡単そうに思うるモルックですが、実は得点方法にもルールがあり、50点を狙うという点でスキットルがどう倒れるかで、その都度戦略を練る必要があり、とても奥が深いスポーツのように感じます。
競技人口が少ないスポーツだからこそ、日本代表になるチャンスもあり得るということですので、これから始めてもいいかもしれませんね。
まとめ
さらば青春の光の森田さんが日本代表になった、モルックというスポーツについてまとめました。
誰でも始められる、モルックに必要な道具とサイズについてご紹介しましたが、得点方法にもルールがあり、とても奥が深いスポーツだと思います。
頭脳派のスポーツとも言えると思います。
これから注目されていくかもしれませんね。