2021年の夏の甲子園が開幕しました。
茨城県の代表鹿島学園は、初出場で薮野哲也投手の奪三振劇を見たいという高校野球ファンも多いのではないでしょうか。
地方大会での奪三振数は、なんと球速139キロにして上位に食い込む実力の持ち主です。
薮野哲也投手の球速球種やプロフィールについてもまとめます。
- 藪野哲也(鹿島学園)投手の奪三振数とランキング
- 藪野哲也(鹿島学園)投手の球速と球種
- 藪野哲也(鹿島学園)投手の出身中学とプロフィール
薮野哲也(鹿島学園)は奪三振投手!
甲子園、大会4日目第4試合で鹿島学園vs盛岡大付属が対戦します🙂
— あおい (@maguronidaime) August 10, 2021
悪運の強い私は順延のお陰で休みの日に見れます👮
低め低め~と言ってるのが、鹿島学園の鈴木監督⚾
常総学院を9回2死まで無得点に抑えたエース薮野君。
彼の操る3種のスライダー、ぜひ甲子園で見たいです😊#甲子園 pic.twitter.com/zGFiiXbUHh
茨城県代表で2021年夏の甲子園に出場する薮野哲也投手は、地方予選での奪三振数が全国3位と、三振が多いことに驚きます。
- 木村大成(北海) 53奪三振(38回)
- 西田恒河(樟南) 50奪三振(47回2/3)
- 薮野哲也(鹿島学園) 45奪三振(45回1/3)
- 大嶋柊(西日本短大附) 43奪三振(48回)
- 伊東大夢(東北学院) 42奪三振(36回)
茨城県大会では45個もの三振を奪った薮野哲也投手ですが、ランキング5位までの投手はみんな140キロ以上の球速を持つ投手ばかりで、130キロ台なのは薮野哲也投手だけです。
いかに変化球との組み合わせが上手なのかがわかると思います。
球速が早くなくても三振は取れる!と証明しているようでとても誇らしいですね。
ちなみに、大会トップではないかと言われる明桜のかz真球打投手は、157キロの速球が持ち味ですが、ランキングは12番目に名前があり、32奪三振です。





薮野哲也(鹿島学園)投手の球速球種は?
- 最高球速:139㎞/h
- 球種:ストレート、カットボール、スライダー
夏の甲子園、茨城県大会の決勝は甲子園の常連常総学院との試合でした。
9回に3点差を守り切るつもりでマウンドに上がったという薮野達也投手は、2点追いつかれ集中力が切れた方が負ける状態の中、最後まで集中力を切らすことなく、完投して勝利しました。
最後は見事な三振でした。
高久塁捕手と交わした練習ノート
139キロの球速はスピードでは注目されないかと思われましたが、カットボールなどを低めに集めるピッチングで安定した投球をしています。
同じ部屋の寮で生活する薮野哲也投手と高久塁捕手は、毎晩配球について話し合い、練習の様子などもノートに記録し、二人でノートを見返しながら練習をしていたと言います。
高久君は学年では一つ下になりますが、配球はすべて高久塁捕手に任せるほど、信頼を寄せているそうです。
薮野哲也投手の安定したピッチングは、信頼するキャッチャーの配球だからこそなのかもしれません。
薮野哲也(鹿島学園)投手の プロフィール
いよいよ甲子園開催!
— まるる (@tomo_maruru) August 10, 2021
鹿島学園がんばれ!
#甲子園
#茨城県代表
#鹿島学園 pic.twitter.com/7iminT8BRa
- 名前:薮野哲也(やぶのてつや)
- 生年月日:2003年11月13日
- 身長:183cm
- 体重:68㎏
- 出身地:大阪府松原市
- 出身中学:松原第七中学(藤井寺ボーイズ)
- 投打:右投右打
- ポジション:投手
小学3年から野球をはじめ、松原第七中時代は藤井寺ボーイズに所属し、薮野哲也投手は、「プロに近づくから」という理由で、鈴木監督に誘われ鹿島学園に入学しました。
甲子園に対する想いも強く、小学校の卒業式では全員が立って夢を誓う際に「将来は甲子園に行きたい」と発表したという、甲子園に出場するのが夢だという熱い想いを感じられるエピソードもあります。
2021年の甲子園が初出場となる鹿島学園で、夢を叶えた一人です。
薮野哲也(鹿島学園)投手の出身中学は?
鹿島学園は、茨城県にありますが、選手は、東京、埼玉、茨城、栃木と関東を中心に地元茨城県の選手が多くいます。
薮野哲也投手は、大阪府にある松原第七中学に通っていました。
中学1年の時に、ボーイズ選手権大会2016で全国大会を経験しています。
それ以降は全国では無名の選手だったそうですが、鈴木監督の目には「しなやかに投げていた」と素質を見抜かれて、大阪から鹿島学園に入学することになりました。
「一緒に甲子園に行こう」という約束を果たしました。
薮野哲也(鹿島学園)投手の球速球種まとめ
薮野哲也投手についてまとめました。
球速はそこまで早くないものの、しっかり低めに集める配球で落ち着いて三振を奪うのが特徴の奪三振ピッチャーで、夏の甲子園の初戦では、岩手の盛岡大附と戦います。
初戦勝利に期待しています。
速さで甲子園をどよめかせるのではなく、三振劇でどよめかせてほしいと思います。
