2021年、4年ぶりに夏の甲子園の舞台に帰ってきた北海高校。投手の木村大成投手にドラフトからも注目が集まっています。
春の大会からさらに球速を伸ばしこの夏に最速150キロにまで成長してきました。
ドラフトコメントから見えてきた木村大成投手の配球について、球速球種や、出身中学などプロフィールをまとめます。
- 木村大成(北海)投手の出身中学などプロフィール
- 木村大成(北海)投手の球速と球種
- 木村大成(北海)投手ドラフト注目ポイント
木村大成(北海)投手の球速球種は?
#センバツ 北海高校の左腕エース・木村大成、さらに躍動感が出てきた。出場32校中、No.1の”防御率0.34サウスポー!前評判にたがわぬ好投手。
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) March 19, 2021
5回裏に初ヒットを打たれるものの、テンポよくアウトを重ねる。5回終了時点で2-0とリード。後半戦、神戸国際大付属は木村投手を攻略できるか。 pic.twitter.com/4PH2JNYW0v
- 最高球速:150km/h
- 球種:ストレート、スライダー、チェンジアップ、カーブ
木村大成投手は、中学校時代にすでに球速が130キロを超えていたそうで、北海高校に入学後すぐにベンチ入りをしています。
春の大会から公式戦でも初登板し、徐々に球速も成長を見せます。
高校2年生では体重を10㎏増加させ、球速も145キロにまで上がりました。
まだ、リリーフ登板がメインの2年生でした。
3年の春の選抜では、地方大会の決勝(対旭川実業戦)でも1-0の党首選を勝ち抜き、優勝に大いに貢献しました。
木村大成投手は、試合中に体が早く開くなど即座に修正できる点もポイントが高いと思われます。
その後好投できるので、監督も信頼しているようです。
伸びのあるストレートと鋭く曲がるスライダー
木村大成投手の持ち味は伸びのあるストレートです。
ストレートで空振り三振を奪うことも多く、伸びがあるため球速以上に早く感じ、振り遅れるバッターもいます。
また、スライダーは打者の手元で鋭く曲がり、多くの三振を奪うことができています。
バッター側からするととても打ちにくいピッチャーではないかと思います。
木村大成(北海)の奪三振ランキングはトップ!
木村 大成[投手](北海)
— ドラフトノート (@Draft_Note) March 19, 2021
【第93回選抜 1回戦】
(3/19 対 神戸国際大付)
《全8奪三振ダイジェスト》#Draft_Note#Draft_Note_93spr pic.twitter.com/4qDFBvRPjl
- 木村大成(北海) 53奪三振(38回)
- 西田恒河(樟南) 50奪三振(47回2/3)
- 薮野哲也(鹿島学園) 45奪三振(45回1/3)
- 大嶋柊(西日本短大附) 43奪三振(48回)
- 伊東大夢(東北学院) 42奪三振(36回)
地方大会では、6試合にも登板し径580級もの投球に脱帽です。スタミナも兼ね揃えた投手ですね。
奪三振は、投球回の38回を大幅に上回る53奪三振。三振でアウトを覆いとるピッチャーであることがわかります。





木村大成(北海)投手の プロフィール
北海エース木村大成
— ティケ (@TK61364658) July 20, 2021
左腕で最速150キロの直球をコースに投げ分けることができ、得意球のスライダーはカウントも取れ三振も狙って取ることが出来る。
このキレのあるスライダーが決まればまず打たれることは無い。
将来化ける予感しかしない。
個人的に左腕で最注目の投手!!#高校野球 #北海 pic.twitter.com/FTCgnZ1tBY
- 名前:木村大成(きむらたいせい)
- 生年月日:2003年9月12日
- 身長:180cm
- 体重:76㎏
- 出身地:北海道北広島市
- 出身中学:北広島市立東部中
- 投打:左投左打
- ポジション:投手
木村大成(北海)投手の出身中学は?
硬式野球を始めたのは北海高校に入学してからということになります。
地域的に硬式野球があまりなく軟式野球が主流の地域もありますので、高校に入学してからボールの速さなど違いもあったのではないかと思います。
小学校や中学校のリトルシニアチームですでに硬式野球をする選手が多い中、出遅れた感があるかと思いきや、木村大成選手は、全くそんなことを感じさせません。
中学校時代は、全国大会出場などの目立った成績はないようですが、高校3年間でグンと成長し、プロのドラフトからも注目される選手になりました。
ただ、中学3年の時に北海道中学校軟式野球白老大会で準優勝し、優秀選手に選ばれています。
木村大成(北海)投手はドラフト注目の最速150キロ!
木村大成(北海) pic.twitter.com/q4PNhCxX8M
— ニーガン (@Negan194) July 19, 2021
春の選抜にも出場した北海高校、投手の木村大成投手は、夏の甲子園でも注目を集めています。
南北海道大会初戦には、9球団からの視察が訪れていてその注目度の高さが伺えますね。
地方大会では、148キロだった最速球速を2キロ更新しついに球速150キロに到達しました。
それでも「もっと上に行ける、向上心をもっていきたい」と甲子園への想いを胸に好投をしました。
木村大成(北海)のドラフトスカウトマンのコメント
第93回選抜高等学校野球大会
— Fighters☆SPIRITS α (@hnhfspi) March 19, 2021
開幕戦に登板した、北海道代表・木村大成投手(北海高)について
大渕スカウト部長
「スライダーは切れが良く大きくて鋭い。高校生じゃ、そういう投手は見たことがないでしょう。なかなか打てない」 pic.twitter.com/8uPI6TF1Y3
- 簡単には打てない。カーブもスライダーも手元で変化する。
- 春より一つ一つの球種が確実にレベルアップし、伸びしろもある。
- 150キロが出た後も149キロ、148キロと続いていた
- このスライダーは高校生では対応するのが難しいと思う
- 角度がよく、とらえるのは難しい
- スライダーが効いている。右打者の内角へしっかりと投げ分けられていた。
- ストレートに力がある
- 右打者の内角へのスライダーがいい
ストレートやスライダーへの評価が多く寄せられていました。
春から夏にかけての成長ぶりを評価するスカウトマンも多い印象です。
夏の甲子園の舞台で更なる成長を見せてくれるでしょうか。大台の150キロに乗った球速もまだ伸びしろがありそうなので、期待したいですね。
木村大成(北海)投手の球速球種まとめ
北海高校の木村大成投手の球速や球種、ドラフトの注目するポイントについてもまとめました。
甲子園の舞台に立ち、さらに球速をあげてくるのか注目したいと思います。
甲子園はどれだけ成長した選手を見ることができるのか毎年とても楽しみですね。
北海高校初戦の相手は兵庫県の神戸国際大附属高校です。
木村大成投手の冷静なマウンドさばきと奪三振ショーに期待しています。